問題55 認知症対応型通所介護 第22回試験【ケアマネ試験対策講座】




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福祉サービス分野
問題55:介護保険における認知症対応型通所介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 利用者の日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練であっても、機能訓練指導員以外の者が行うことはできない。
2 指定認知症対応型共同生活介護事業所における共用型指定認知症対応型通所介護の利用定員は、共同生活住居ごとに1日当たり3人以下である。
3 利用者、家族へのサービスの提供方法等の説明には、認知症対応型通所介護計画の目標及び内容や利用日の行事及び日課も含まれる。
4 既に居宅サービス計画が作成されている場合には、認知症対応型通所介護計画の内容について利用者の同意を得なくてもよい。
5 事業者は、運営推進会議における報告、評価、要望、助言等について記録を作成し、公表しなければならない。

解答・・・2,3,5

認知症対応型通所介護は、地域密着型サービスの一つです。
認知症高齢者に対して日常生活上の世話や機能訓練を提供し、社会的孤立感の解消や心身機能の維持、家族の負担軽減を図るものです。

認知症対応型通所介護で押さえるポイントは以下になります。
サービス類型③
1:単独型
2:併設型(特養、養護老人ホーム、病院等)
3:共用型(GH、地密特定、地密特養)の食堂、居間、共同生活室を使用
の3類型です。

共用型というのは、
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)や地密特定や地密特養の居間(地密特定、地密特養は共同生活室)もしくは食堂
などを利用して提供されるものです。

利用定員
単独型や併設型に関しては、定員12人以下とされています。
共用型の定員は、一日あたり3人以下とされています。

人員基準
・管理者
・生活相談員
・看護職員または介護職員
・機能訓練指導員
こういった方を配置しなければなりません。
(共用型は、管理者と従業者)

ちなみに、認知症対応型通所介護は、通所介護と似た部分がとても多いですが、
管理者要件に関しては、『認知症対応型サービス事業者研修』の修了者でなければなりません。

介護報酬
介護報酬の算定方法については、通所介護と同様です。
サービス類型&利用時間&要介護度
これにより報酬が決まります。

ちなみに、今までは3〜5時間とか、5〜7時間、7〜9時間という風に2時間単位で報酬枠だったのが現行では3〜4時間、4〜5時間という風に1時間単位での算定になっています。
原則3時間から9時間の間での利用ですが、最大で5時間の延長が可能です。
つまり最大14時間利用が可能です。

その他
・認知症対応型通所介護計画
 →管理者は認知症対応型通所介護計画を作成しなければなりません。
・運営推進会議
認知症対応型通所介護は、6ヶ月に1回運営推進会議を開催し、
活動報告を行い、その評価を受けて要望、助言等を聞くこととされています。

では、問題を見ていきましょう。
1 誤り。利用者の日常生活やレクリエーション、行事を通じて行う機能訓練は機能訓練指導員だけが行うものではありません。認知症対応型通所介護の職員が生活リハビリテーションの一環として提供します。

2 正しい。設問の通りです。他には、地域密着型特定施設や地域密着型介護老人福祉施設の食堂や共同生活室を利用して提供する共用型の認知症対応型通所介護の定員も3人以下となっています。ちなみに、ユニット型の地域密着型介護老人福祉施設でおこなう共用型は、1ユニットの人数と一緒で12人以下となります。

3 正しい。運営基準において懇切丁寧に行うことを旨とし、利用者又はその家族に対し、サービスの提供方法等について、理解しやすいよう説明を行うものとすると定められています。

4 誤り。認知症対応型通所介護計画の作成は、管理者がおこないます。そして、その作成に当たっては利用者や家族に説明を行い、利用者の同意を得なければなりません。もちろんその計画は利用者に交付することも義務づけられています。

5 正しい。認知症対応型通所介護事業者は、6ヶ月に1回運営推進会議を開催し、活動報告をして評価を受けたり、要望や助言があればそれを聞く機会を持たなければならないことになっています。ちなみに、運営推進会議は、利用者さんや利用者さんの家族、市町村の職員や地域包括支援センター職員等で構成されます。

解説は以上です。

動画解説はこちら
https://youtu.be/PBNlJsGqRqc




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