問題53 短期入所生活介護 第22回試験【ケアマネ試験対策講座】




ブログランキングに参加中です。ポチっとしてくれるとよろこびますっ!^-^
資格受験ランキング

福祉サービス分野
問題53:介護保険における短期入所生活介護について、正しいものはどれか。3つ選べ。

1 認知症行動・心理症状緊急対応加算と若年性認知症利用者受入加算は同時に算定できる。
2 医療連携強化加算と在宅中重度受入加算は、同時に算定できる。
3 医師の発行する食事箋に基づいた糖尿病食等を提供する場合は、1日につき3回を限度として、療養食加算を算定できる。
4 共生型短期入所生活介護を算定している場合は、夜勤職員配置加算は算定できない。
5 利用者の状態や家族等の事情により、居宅サービス計画にない指定短期入所生活介護を緊急に行なった場合は、原則として、緊急短期入所受入加算を算定できる。

解答・・・3,4,5

短期入所生活介護というのは、
特養などの施設に短期間入所して、日常生活上の世話や機能訓練などを受けるものです。
利用者を介護する家族の休憩のためにも利用されます(レスパイトケア)

短期入所生活介護のポイントは以下のようなものです、
類型③
1:単独型
2:併設型
3:空床利用型
こうなっています。

人員基準
利用定員20人以上(単独型のみ)
配置する人
・管理者、医師、生活相談員、看護職員または介護職員、機能訓練指導員、栄養士、調理員など
こういった人たちを配置しなさい、とされています。

短期入所生活介護では基本報酬とは別に費用の徴収を行うものがあります。
費用徴収→食費・滞在費、理美容代、日常生活費等

短期入所生活介護は、居宅サービスの一つであるので、介護度に応じてサービスを組み合わせて使えるものの一つになります。
ですが、原則連続利用は30日までと決まっています。
もしもそれを超えた場合には、減算になります。
ちなみに、30日以上連続利用はつかえませんが、自費を払えば、32日目からはまた保険給付してもらえます。その場合には、1日30単位が減らされます。

あとは、ケアプランに短期入所生活介護を位置付ける場合に、要介護認定の有効期間の概ね半数を超えないようにしなければなりません。

サービス計画作成
短期入所の連続利用が4日以上になる場合には、短期入所生活介護計画を作成しなければなりません。

共生型短期入所生活介護
2017年の介護保険改正で創設
障害福祉サービス事業所も要介護者への短期入所サービス提供が可能に。
ただし、通常の短期入所生活介護より8%減算となります。
そして、共生型短期入所生活介護は生活相談員が配置必須ではありません。逆に生活相談員を配置して、地域貢献活動を実施すれば生活相談員配置等加算が算定できます。

短期入所生活介護の加算についてもみておきましょう。
その他加算
・認知症行動・心理症状緊急対応加算
→BPSDが著しく、医師の判断でショートステイ利用要請に対して受け入れたら7日を限度で算定できる。(若年性認知症利用者受入加算との同時算定不可)
・若年性認知症利用者受入加算
→若年性認知症利用者を受け入れ、担当社を決めてサービス提供すれば算定できる。
・医療連携強化加算
→看護体制を強化し、喀痰吸引や人工呼吸器を使用している重度者を受け入れた場合に算定できる。(在宅中重度者受入加算と同時算定不可)
・在宅中重度者受入加算
→在宅で訪問看護を利用している中重度者をショートステイに受け入れ、その期間中に訪問看護職員がショート先へ訪問し健康管理等が行われれば算定できる。
・療養食加算
→医師発行の食事箋にもtづいて管理栄養士や栄養士の管理のもので糖尿病食や腎臓食といった治療食を提供した場合に算定できる。
・夜勤職員配置加算
→夜間の人員基準より多い職員配置をすれば算定できる。
・緊急短期入所受入加算
→ケアプランにおける利用計画のない利用者を受け入れ、ケアマネが緊急やむなしと認めた場合に算定できる。

このあたりが出題のポイントとなります。

では問題をみていきましょう。
1 誤り。似たような加算の同時算定はできません。

2 誤り。これらも似たような加算になりますので、同時算定はできません。

3 正しい。設問の通りです。

4 正しい。その通りです。共生型短期入所生活介護では夜勤職員配置加算は認められません。共生型短期入所生活介護の加算とくれば、生活相談員配置等加算です。

5 正しい。設問の通りです。ケアマネがその利用に関して緊急やむなしと認めた場合に算定できます。

解説は以上です。

動画解説はこちら
https://youtu.be/JH-fZzxUuBk





ブログランキングに参加中です。ポチっとしてくれるとよろこびますっ!^-^
資格受験ランキング

~ご案内~

KIPケアマネ受験合格フルコースプログラムのお知らせ

2020年ケアマネ試験対策として始動しています。
KIP合格特化型プログラム
概要説明はこちら
https://kbsakura.site/kip2

あなたの現在地を確認しましょう。
無料電話受験診断申し込みはこちら
https://ws.formzu.net/fgen/S99258405/

最新情報をチェックしよう!
>個別受験コンサルタントのマンツーマン指導

個別受験コンサルタントのマンツーマン指導

受験成功の秘訣は、勉強のやり方と継続すること。受験コンサルタントによるマンツー指導で、最短距離で合格を勝ち取りましょう。

CTR IMG