第22回本試験解説
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保険医療分野
問題35:老年期うつ病について、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 めまい、便秘などの自律神経症状が目立つ。
2 脳の器質的疾患は、原因とならない。
3 家族、友人などの喪失体験も発症のきっかけとなる。
4 自殺企図の危険性は低い
5 認知症を合併することがある。
解答・・・1,3,5
老年期のうつ病の特徴は、
・心気的な訴えが多くなる・不安・緊張・焦燥・罪業妄想、貧困妄想、心気妄想(めまい・痺れ・排尿障害・便秘などの自律神経症状)・自殺につながる
などがあります。
発症要因として、
・脳内神経伝達物質の異常・脳内の血流障害・身体疾患・喪失体験・孤独・発症前の性格
などが挙げられます。
治療は、
抗うつ薬や抗不安薬を用いる薬物療法が中心になります。必要によって、精神療法と家族調整を行います。
1 適切である。めまいや便秘などの自律神経症状が目立ちます。
2 適切でない。脳の器質的疾患は原因になります。
3 適切である。発症のきっかけには家族や友人などの喪失体験も含まれます。
4 適切でない。妄想から自殺につながるリスクはあります。
5 適切である。老年期うつ病は、長引き治りにくいという特徴があります。治りにくい要因としては、
・高齢
・身体合併症
・妄想ある場合、環境変化、喪失体験が加わったとき
が挙げられますが、老年期うつ病の一部は認知症に移行することがあります。
解説は以上です。
動画解説はこちら
https://youtu.be/46gbPRjdmuM
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