ケアマネ受験対策講座
介護支援分野
第21回本試験
問題2 認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の7つの柱として
正しいものはどれか。3つ選べ。
1 若年性認知症施策の強化
2 認知症の人の介護者への支援
3 認知症の発症割合の低減
4 高度認知症の人への集中的支援
5 認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
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解答・・・1,2,5
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新オレンジプランは、地域支援事業の包括的新事業に
位置付けられる「認知症総合支援事業」と深く関わる
ものです。
包括的支援事業を押さえる際に出てくることが多く、
多頻度で目にしたのではないでしょうか。
これはシンプルに7つの柱が掲げられております。
その柱は、
1:認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進(普及啓発)
2:認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護等の提供(医療介護)
3:若年性認知症施策の強化(若年性認知症)
4:認知症の人の介護者への支援(介護者支援)
5:認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進(やさしい地域づくり)
6:認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、
介護モデル等の研究開発及びその成果の普及の推進(研究開発)
7:認知症の人やその家族の視点の重視(認知症者視点)
こういうものになります。
前述の通り、これらは認知症総合支援事業と関わってくる事業で、
>認知症サポーターの養成
>認知症初期集中支援チームの設置
>認知症地域支援推進員の配置
>認知症疾患医療センターの充実
>認知症サポーター医の養成
>認知症ケアパスの作成・普及
>若年性認知症コールセンターの設置
>認知症カフェの設置
こういったことをやっています。
現在の認知症に関する行政の取り組みやキーワードを
押さえておくといいですね。
以上より、この問題の正解は1、2、5の3つになります。
解説は以上です。
音声解説はこちら:
http://kbsakura.site/8d3LAe8m.mp3
インデックスカード暗記
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表
新オレンジプラン キーワード7
裏
1:普及啓発
2:医療介護
3:若年性認知症
4:介護者支援
5:やさしい地域づくり
6:研究開発
7:認知症者視点
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