【ケアマネ受験対策講座】
介護支援分野 第61日
予防給付の内容について、正しいか誤りか答えよ。
問題:
予防給付には、特例サービス費の給付はない。
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解答・・・誤り
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予防給付にも特例サービス費はありますね。
特例サービス費とは、
本当だったら介護保険の保険給付の対象とならない状況でサービスを利用した場合に、
市町村が認めれば、保険給付してもらえるものですね。
認定申請前にサービスを利用したり、
基準該当サービスを利用したり、
離島などのサービスを利用したり、
保険証を提示するのを忘れてサービスを利用したりした時にも、
保険給付をしてもらえる、というものですね。
その場合には、特例サービス費として支給されることになっています。
予防給付は、費用で表すと、このようになっています。
介護予防サービス費
介護予防サービス計画費
地域密着型介護予防サービス費
(特定入所者介護予防サービス費)
そして、
これらについて、
特例サービス費が支給されますので、
こうなります。
特例介護予防サービス費
特例介護予防サービス計画費
特例地域密着型介護予防サービス費
(特例特定入所者介護予防サービス費)
もう少し、
おさらいをしておきましょう。
予防給付は11種類です。
1:介護予防訪問看護
2:介護予防訪問入浴
3:介護予防訪問リハ
4:介護予防通所リハ
5:介護予防短期入所生活介護
6:介護予防短期入所療養介護
7:介護予防福祉用具貸与
8:特定介護予防福祉用具販売
9:介護予防住宅改修
10:介護予防居宅療養管理指導
11:介護予防特定施設入居者生活介護
この11個ですね。
介護予防訪問介護と介護予防通所介護は、
地域支援事業に移行されましたね。
介護予防サービス計画費は、
介護予防支援の事ですね。
そして、
地域密着型介護予防サービスは3個です。
1:介護予防認知症対応型通所介護
2:介護予防認知症対応型共同生活介護
3:介護予防小規模多機能型居宅介護
この3つです。
介護予防特定入所者介護サービス費は、
ちょっと例外的な位置付けではありますが、
低所得のひとが、
認定申請前に介護予防短期入所生活介護を利用した場合なんかには、
特例特定入所者介護予防サービス費が支給されますね。
このようになっています。
それぞれのサービスによって、
表される費用がちがいますね。
しっかり区別できるようにしておきましょう。
解説は以上です。
音声解説はこちら:
http://kbsakura.site/KlgM8pJJ.mp3
インデックスカード暗記
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表
特例サービス費 予防給付4
裏
1:特例介護予防サービス費
2:特例介護予防サービス計画費
3:特例地域密着型介護予防サービス費
4:特例特定入所者介護予防サービス費
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表
介護予防サービス11
裏
1:介護予防訪問入浴
2:介護予防訪問看護
3:介護予防訪問リハ
4:介護予防通所リハ
5:介護予防短期入所生活介護
6:介護予防短期入所療養介護
7:介護予防福祉用具貸与
8:特定介護予防福祉用具販売
9:介護予防住宅改修
10:介護予防居宅療養管理指導
11:介護予防特定施設入居者生活介護
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表
介護予防地域密着型サービス3
裏
1:介護予防認デイ
2:介護予防認GH
3:介護予防小多機
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