福祉サービス分野
問題48:ソーシャルワークにおける個別援助としてより適切なものはどれか。2つ選べ。
1 社会福祉協議会の社会福祉士による成年後見制度の利用に関する面接
2 介護老人福祉施設の生活相談員によるカラオケ大会などのレクリエーション活動
3 地域包括支援センターの主任介護支援専門員による家族介護者との相談
4 キャラバン・メイトによる認知症サポーター養成講座
5 社会福祉協議会のボランティアコーディネーターによる災害ボランティアセンターの設置準備
解答・・・1,3
ソーシャルワークは3つにわけられます。
1:ミクロ・ソーシャルワーク(個別援助技術)
2:メゾ・ソーシャルワーク(集団援助技術)
3:マクロ・ソーシャルワーク(地域援助技術)
こうなっています。
ミクロは小さく、メゾは中くらい、マクロは巨大。
そんなイメージです。
この設問はミクロ・ソーシャルワークに分類されるのはどれですか?という問題ですね。
では、見ていきましょう。
1 適切である。社会福祉士による成年後見制度の利用に関する面接は個別援助技術に当たりますね、クライエントが成年後見を利用するための面接です。
2 適切でない。誰が開催するにせよ、カラオケ大会などのレクリエーション活動は、一人一人に対して働きかけを行うものではなく、グループに対して行われるものなので、メゾ・ソーシャルワークの範疇とも解釈できるかと思います。
3 適切である。家族介護者との面談は、個別面談です。主に1対1で行われるものになりますので、個別援助ですね。
4 適切でない。キャラバン・メイトというのは認知症サポーター養成講座における講師役のことです。認知症サポーター養成講座は、一人に対して行われるものではありません。メゾ・ソーシャルワークの範疇になります。
5 適切でない。災害ボランティアセンターの設置準備は、個人のために行うものではありません。地域全体への働きかけを行うために設置するものですので、マクロ・ソーシャルワークの範疇となります。
解説は以上です。
動画解説はこちら
https://youtu.be/P032b2__uD8
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