問題43 看護小規模多機能型居宅介護 第22回試験【ケアマネ試験対策講座】

保健医療分野
問題43:指定看護小規模多機能型居宅介護について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 事業者は、看護サービスの提供の開始に際し、主治の医師の指示を文書で受ける必要はない。
2 看護小規模多機能型居宅介護計画の作成に当たっては、地域における活動への参加の機会も考慮し、利用者の多様な活動が確保できるよう努めなければならない。
3 事業者は、看護小規模多機能型居宅介護計画及び看護小規模多機能型居宅介護報告書を主治の医師に提出しなければならない。
4 訪問介護や訪問看護などの訪問サービスと通いサービスを一体的に提供するもので、宿泊サービスは含まない。
5 看護小規模多機能型居宅介護を受けている間についても、訪問リハビリテーション費、居宅療養管理指導費及び福祉用具貸与費は算定できる。

解答・・・2,3,5

看護小規模多機能型居宅介護(以下、看多機)は、地域密着型サービスの1つです。

登録定員は29人以下とされており、
月定額制のサービスになります。

昔は「複合型サービス」と呼ばれていました。
小規模多機能型居宅介護に訪問看護を加えたもの

それが看多機です。

小規模多機能
①訪問サービス
②通いサービス    ➕ ④訪問看護
③宿泊サービス

こうなっています。

看多機は、
『利用者が住みなれた地域での生活を継続できるよう病状や心身の状況を踏まえて、上記のようなサービスを提供する事業』となっています。
訪問看護サービスも提供するなど、医療ニーズの高い方を想定していますので、要介護の方しか利用できません。


看多機のポイントとしては、以下になります。
看護サービス提供時
1 看護サービスの提供開始にあたり、主治医の指示を文書で受けること。
2 看多機計画及び看多機報告書を作成し、主治医に提出すること。

○サービス計画作成
看護小規模多機能型居宅介護計画&居宅サービス計画
→両方とも看多機事業所のケアマネが作成する。

計画作成に当たって
・看護師等と密接な連携すること
・利用者の多様な活動機会確保に努めること

併用可能サービス
1:訪問リハ
2:福祉用具貸与
3:福祉用具販売
4:住宅改修
5:居宅療養管理指導

このあたりを押さえて、問題を見てみましょう。

1 誤り。看護サービスは医療系サービスです。訪問看護サービスを提供するにあたっては、必ず医師の指示を文書で受ける必要があります。

2 正しい。看護小規模多機能型居宅介護計画の作成に当たっては、地域における活動への参加の機会も考慮し、利用者の多様な活動が確保できるよう努めなければなりません。
さらに、看護師等との密接な連携を図りつつ行わなければならないとも規定されています。

3 正しい。上の解説の通りです。

4 誤り。提供サービスは、訪問サービス・通いサービス・宿泊サービス・看護サービスになります。

5 正しい。看多機を利用していても、次の5つのサービスは算定可能となっています。①訪問リハ②福祉用具貸与③福祉用具販売④住宅改修⑤居宅療養管理指導

解説は以上です。

動画解説はこちら
https://youtu.be/saiqVC-9-JQ




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