問題31 フレイルなどについて 第22回試験【ケアマネ試験対策講座】

第22回本試験解説

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保険医療分野
問題31:次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
1 フレイルとは、健康な状態と介護を要する状態の中間的な状態である。
2 高次脳機能障害の主な症状には、失行や失認が含まれる。
3 心筋梗塞は、冠動脈が破裂して起こる疾患である。
4 糖尿病は、肝臓で作られるインスリンの不足によるものである。
5 高齢者に多い骨折部位には、大腿骨頚部や胸腰椎が含まれる。

 

解答・・・1,2,5

1 適切である。フレイルというのは、高齢になって筋力や活動が低下している状態をいいます。また、健康と病気の中間的な段階でもあり、要支援・要介護とも重なります。

2 正しい。高次脳機能障害とは、脳卒中や外傷性など脳の病変によってもたらされる障害です。主な症状は、失行・失認・注意障害・記憶障害・遂行機能障害・社会的行動障害が挙げられます。
失行というのは、運動器には問題はないが、身につけた一連の動作を行うことができなくなるものです。ネクタイを締められなくなる、歯磨きができなくなるなどが失行にあたります。
失認というのは、感覚器で得た情報を整理して把握する過程で障害があり、正確に認識できないものになります。ペンを見てもそれがなんなのか全くわからない、自分の体を認識できない状態も失認になります。「半側空間無視」も失認の一つです。

3 誤り。心筋梗塞というのは、冠動脈の閉塞によって酸素不足になり、心筋細胞の壊死が起こるものです。冠動脈の破裂によって起こるものではありません。症状は主に、長引く前胸部の痛み、締め付け感です。腹痛、左肩から頚部にかけての放散痛もあったりします。高齢者は自覚症状が少ないこともあるため、注意が必要になります。

4 誤り。インスリンは膵臓で生成されています。インスリンは血液中の血糖値を一定に保ってくれる働きがあります。インスリンの量が少なかったり、うまく働かないと、血液中の血糖値が高い状態が続きます。いわゆる糖尿病の状態です。

5 正しい。高齢者に多い骨折部位は、大腿骨頚部・胸腰椎・上腕骨近位端(肩のやや下の上腕)・橈骨遠位端(手首)になります。

解説は以上です。

動画はこちら
https://youtu.be/GZgA9jdfgPA




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