【ケアマネ受験対策講座 】
介護支援分野 第242日
介護保険の保険給付について、正しいか誤りか答えよ。
問題:
代理受領による現物給付の方式では、利用者はサービス利用後に利用者負担分だけを払えばよい。
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解答・・・正しい
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現物給付とは、法定代理受領方式とも言います。
被保険者は保険者に対して、保険料を支払う代わりに、
保険事故になった場合に保険給付を受け取ります。
アフラックなどのがん保険であれば、
保険料を払っていて、ガンになったら保険給付として保険金がもらえますね。
介護保険では、
保険料を払って、保険給付を受け取るのには変わりないですが、
少し仕組みが違います。
被保険者は保険料を支払って、保険事故に当たる認定をうけることで
保険給付をしてもらうことができますが、
直接保険金をもらうことはしません。
代わりに、
保険事故になったら、サービスをサービス事業者から受けることができますね。
訪問介護や通所介護、老健や特養といったサービスを利用できるようになります。
被保険者は、そのサービスを利用する代わりに、
原則1割の利用者負担をサービス事業者に支払います。
サービス事業者は、残った9割分は保険者(国保連)に請求し、
保険給付を受け取る。
このようになっています。
これを法定代理受領方式、といいます。
現物給付の反対は、
現金給付といいます。
先に全額払って、9割の保険給付分は、後でお金で戻ってくる。
これが現金給付です。
償還払いともいいますね。
基本的なポイントになりますが、
保険の仕組みはしっかり押さえておきましょう。
ちなみに、
介護保険のサービスは、全部で28サービスあります。
施設サービス4つ。
居宅サービス13個。
地域密着型サービス9個。
居宅介護支援
介護予防支援
これで28サービスです。
このうち、現物給付なのは26サービスです。
現金給付なのは2サービスです。
現金給付なのは、
特定福祉用具購入(販売)
住宅改修
この2つだけです。
これも併せて押さえておきましょうね。
解説は以上です。
音声解説はこちら:
http://kbsakura.site/haBotOe6.mp3
インデックスカード暗記
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表
介護保険 現金給付2
裏
1:福祉用具購入
2:住宅改修
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表
介護保険 サービス事業4
裏
1:施設サービス4
2:居宅サービス13
3:地密サービス9
4:ケアプラン(居宅介護支援、介護予防支援)
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