【ケアマネ受験対策講座 】
介護支援分野 第180日
高額介護サービス費について、正しいか謝りか答えよ。
問題:施設サービスの食費と居住費は、対象となる。
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解答・・・謝り
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高額介護サービス費というのは、
デイとかショートとか老健とかを利用した場合の1割負担分が一定の上限額を超えたら超えた分がお金で戻ってくるものですね。
そしてこの上限額は、利用者さんの所得に応じて違います。
お金がない人は上限が低くなり、
お金がある人は上限が高くなります。
こうなっています。
高所得(現役並み世帯)44,400円
一般所得44,400円
中所得24,600円
低所得15,000円
この上限を超えたら超えた分がお金で戻ってくるわけですね。
そして、
高額介護サービス費は、
施設サービスの食費と居住費は対象となりません。
もっと言うと、
特定福祉用具購入、住宅改修も対象となりません。
さらに言うと、
居宅介護支援、介護予防支援も対象になりません。
では、
何について対象となるんでしたか?
これは、
被保険者がサービスを利用した時の定率負担。
要は、1割(2割、3割)負担のことですね
デイを利用した時の1割負担とか、
ショートを利用した時の1割負担。
特養に入った時の1割負担などがありますね。
これが一定の負担上限額を超えると、
超えた分が、お金で戻ってきます。
これを「高額介護サービス費」と言いますね。
医療保険でいう高額療養費の介護保険verだと考えるといいかと思います。
ちなみに、
利用者が負担するものとして、代表的なものは「介護保険料」ですが、他にも利用者負担と呼べるものがあります。
それは、以下の2つです。
利用者負担2
1:定率負担(1割、2割、3割)
2:食費・居住費
こうなっていますね。
高額介護サービス費は、1:の定率負担に対して保健給付が行われるものです。
介護給付の一つです。
高額介護予防サービス費だったら、
予防給付になりますね。
こちらは要支援の方に対して行われる保健給付です。
保健給付とくれば、9割給付である。とか、
介護報酬である、とか介護給付費であるとか。
お伝えしているかと思います。
これはあくまでもざっくりとした話ですね。
高額介護サービス費もそうですし、
特定入所者介護サービス費もそうです。
介護給付とくれば、要介護の方に対する保健給付のこと。
予防給付とくれば、要支援の方に対する保健給付のこと。
このあたりもしっかりと学習しておきましょうね。
解説は以上です。
音声解説はこちら
http://kbsakura.site/foU0yoAf.mp3
インデックスカード暗記
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表
利用者負担2
裏
1:定率負担(1割、2割、3割)
2:食費・居住費
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表
高額介護サービス費 対象利用者負担
裏
定率負担
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表
高額介護サービス費 対象外4
裏
1:特定福祉用具購入
2:住宅改修
3:居宅介護支援(ケアプラン)
4:介護予防支援(ケアプラン)
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