【ケアマネ受験対策講座 】
介護支援分野 第144日
介護保険の被保険者とならないものについて、正しいか誤りか答えよ。
問題:
被保険者資格の取得の届出をしていない40歳以上65歳未満の医療保険加入者
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解答・・・誤り
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介護保険は強制適用です。
条件を満たせば、介護保険の被保険者となります。
ですが、
場合によっては、被保険者とならない場合もあります。
適用除外施設に入所していたり、
日本人でも海外に居住している場合などは、
被保険者になりません。
もちろん、
適用除外施設を退所したり、
海外から日本に戻ってきたら、
被保険者要件を満たしているなら、
介護保険の被保険者となるわけです。
ただ、その場合には、
必要に応じて、届出をする必要があります。
届出にはパターンがあり、
1号被保険者は原則届出が必要です。
2号被保険者は届出が不要です。
なぜ2号さんが届出が不要なのかというと、
40歳~64歳の医療保険加入者である2号さんは、
医療保険者が資格管理を行っているためですね。
なので、
届出が必要なのは、1号さんになります。
どんなときに届出が必要になるかというと、
引越しをしたときや、名前や世帯主の変更、外国人が65歳になったときなどには、
届出が必要になりますね。
・引越し→転入・転居・転出
・変更→氏名変更・世帯主変更
・外国人→65歳到達
この場合に、届出が必要ですね。
この設問では、
2号さんが届出が必要かどうか問われていますので、
不要だということがわかっていれば、オッケーですね。
解説は以上です。
音声解説はこちら:
http://kbsakura.site/Inqy021j.mp3
インデックスカード暗記
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表
届出 パターン2
裏
1号→必要
2号→不要
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表
1号 届出3
裏
1:引っ越し(転入・転居・転出)
2:変更(氏名・世帯主)
3:外国人(65歳到達時)
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