【ケアマネ受験対策講座 】
介護支援分野 第94日
地域支援事業について、正しいか誤りか答えよ。
問題:
予防給付から移行した訪問介護、通所介護は、介護予防・日常生活支援総合事業で行う介護予防生活支援サービス事業(第1号事業)として行われる。
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解答・・・正しい
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地域支援事業の3本柱。
総合事業、包括的支援事業、任意事業
このうちの、総合事業は、
さらに2つに派生します。
1:一般介護予防事業
2:介護予防・生活支援サービス事業
この2つですね。
設問に登場する
「予防給付から移行した訪問介護、通所介護」は、
介護予防・生活支援サービス事業の中に入りました。
介護予防・生活支援サービス事業は4つあります。
1:第1号介護予防支援事業(介護予防ケアマネジメント)
2:第1号訪問事業(訪問型サービス)
3:第1号通所事業(通所型サービス)
4:第1号生活支援事業
こうなっています。
予防給付の訪問介護→第1号訪問事業
予防給付の通所介護→第1号通所事業
にそれぞれ変わりました。
ですので、
要支援の認定をうけていたひとは、
いままでは予防給付の訪問介護や通所介護をうけていましたが、
現在では、
訪問介護や通所介護を使いたい場合には、
地域支援事業の第1号訪問事業や第1号通所事業をつかうことになっていますね。
ちなみに、
この「介護予防・生活支援サービス事業」を利用できるひとは誰でしたか?
これは、
「要支援の方」
そして、
「チェックリスト該当者(事業対象者)」
ですね。
要支援の方は、認定を受けているので、
当然ケアプランを作ってもらって、サービスを利用できるわけですが、
チェックリスト該当者さんというのは、
市役所や地域包括支援センターの窓口に
基本チェックリストという
虚弱高齢者のような要支援・要介護予備軍の高齢者さんを見つけ出すものにひっかかったかたですね。
チェックリスト該当者になると、
要支援認定を受けなくても、
ケアプランを作ってもらい、第1号事業を使うことができますね。
ちょっと細かいポイントですが、
とても重要です。
しっかり理解していきましょう。
解説は以上です。
音声解説はこちら:
http://kbsakura.site/gfJtku1Q.mp3
インデックスカード暗記
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表
地域支援事業 3本柱
裏
1:総合事業
2:包括的支援事業
3:任意事業
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インデックスカード暗記
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表
総合事業2
裏
1:一般介護予防事業
2:介護予防・生活支援サービス事業
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表
介護予防・生活支援サービス事業4
裏
1:第1号介護予防支援事業
2:第1号訪問事業
3:第1号通所事業
4:第1号生活支援事業
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表
介護予防・生活支援サービス事業 対象者2
裏
1:要支援者
2:チェックリスト該当者
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