ケアマネ受験対策講座
介護支援分野
第21回本試験
問題48 ソーシャルワークにおける集団援助として、より適切なものはどれか。3つ選べ。
1 精神科クリニックで行われる、アルコール依存症の当事者による分かち合いの体験
2 地域包括支援センターによる、介護に悩む家族を対象とした交流活動
3 福祉事務所で行われる、社会福祉主事による生活保護の相談面接
4 特別養護老人ホームの入居者と地域住民との交流を目的とした夏祭りのためのボランティアの募集
5 地域支援事業として行われる、虚弱高齢者のグループを対象とした介護予防活動への助言
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解答・・・1,2,5
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ソーシャルワークとくれば、3つの類型があります。
ソーシャルワーク3類型
1:ミクロ・ソーシャルワーク(個人)
2:メゾ・ソーシャルワーク(集団)
3:マクロ・ソーシャルワーク(地域・制度)
この3つです。
ミクロ・ソーシャルワークというのは、
個人や家族に対する働きかけや支援を行うことをいいます。
メゾ・ソーシャルワークというのは、
集団での活動を通じて、個人の問題解決に向けた支援を行うことをいいます。
マクロ・ソーシャルワークというのは、
地域社会への働きかけにおいて、個人や集団に対する支援を行うことをいいます。
この問題は、メゾ・ソーシャルワークに関する問題ですね。
1:適切である。グループ内での分かち合いを行うことにより、気づきや共感、孤独感の解消などへの働きかけを行います。
2:適切である。これも集団援助の一つですね。
3:適切でない。生活保護の相談面接は、個人に対する支援の一つといえます。
4:適切でない。これは、マクロ・ソーシャルワークですね。地域に対する支援になります。
5:適切である。これは集団援助の一つですね。
解説は以上です。
音声解説はこちら:
http://kbsakura.site/IfGGtEIb.mp3
インデックスカード暗記
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表
ソーシャルワーク 3類型
裏
1:ミクロ・ソーシャルワーク(個人)
2:メゾ・ソーシャルワーク(集団)
3:マクロ・ソーシャルワーク(地域・制度)
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