スポンサーリンク

【ケアマネ受験対策講座】第21回問題38

一問一答ケアマネ受験対策講座
この記事は約4分で読めます。

ケアマネ受験対策講座
介護支援分野

第21回本試験
問題38 高齢者に起こりやすい急変や急変時の対応について正しいものはどれか。3つ選べ。

1 ジャパン・コーマ・スケール(Japan Coma Scale : JCS)では、数字が小さいほど意識障害が重度である。
2 心不全による呼吸困難は、座位をとらせることで軽減することがある。
3 心筋梗塞による痛みは、胸痛だけでなく、腹痛のこともある。
4 寝たきりの高齢者が嘔吐した場合には、側臥位をとらせた方が吐物で窒息するのを防ぎやすい。
5 発熱時には、直ちに解熱剤を用いて苦痛を緩和する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***************************************
解答・・・2,3,4
***************************************
1:誤り。ジャパン・コーマ・スケールというのは、
日本でいうところの3-3-9度方式です。

数字の大きさによって意識障害の程度を分類します。
Ⅰ:刺激しないでも覚醒している状態(一桁の数字)
Ⅱ:刺激すると覚醒する〜刺激をやめると眠り込む(二桁の数字)
Ⅲ:刺激しても覚醒しない(三桁の数字)

このように表します。
もう少し細かく言うと、
Ⅰのカテゴリーであれば、
1、だいたい意識清明だが、いまひとつはっきりしない。
2、時、場所、または人物がわからない。
3、名前または生年月日がわからない。
となります。

Ⅱのカテゴリーであれば、
10、普通の呼びかけで容易に開眼する。
20、大きな声または体をゆさぶることにより開眼する。
30、痛み刺激と呼びかけを繰り返すと、かろうじて開眼する。

Ⅲのカテゴリーであれば、
100、痛み刺激に対し、はらいのけるような動作をする。
200、痛み刺激に対し、手足を動かしたり顔をしかめる。
300、痛み刺激に反応しない。

このようになりますね。

2:正しい。心不全とくれば、起座呼吸。
セットワードとして押さえておくといいですね。

心不全というのは、
動脈硬化などにより、心臓の冠状動脈が狭くなり、
息苦しさや痛みがでるものですね。
この血管が詰まって、細胞破壊を起こすと心筋梗塞になります。

心筋梗塞は、主に胸の痛みがでますが、
痛みが肩やお腹などに飛ぶことがあります。
こういったものを「放散痛」といいますね。

3:正しい。設問2の解説のとおりです。

4:正しい。その通りですね。仰臥位で嘔吐した場合には、
その吐物によって窒息する可能性があります。
なので、側臥位をとらせ、嘔吐したものが口の外にながれでるようにしますね。

5:誤り。解熱剤は薬です。痛みや熱をとるという良い作用もあれば、副作用もあります。
医師の指示のもとで取り扱うべきものですね。
発熱時には、
クーリングや水分補給等により、発熱を軽減するようにしますね。

解説は以上です。

音声解説はこちら:
http://kbsakura.site/BSP9oTTR.mp3

インデックスカード暗記
***************************************

ジャパン・コーマ・スケール 大カテゴリ


Ⅰ=常に覚醒
Ⅱ=刺激で覚醒
Ⅲ=覚醒せず
***************************************

ジャパン・コーマ・スケール 小カテゴリ


Ⅰ=一桁
Ⅱ=二桁
Ⅲ=三桁
***************************************

心不全 呼吸


起座呼吸
***************************************

心不全 症状


浮腫
***************************************

心筋梗塞


放散痛(肩、背中、顎、胃など)
***************************************